二葉亭四迷の有名な由来

二葉亭四迷は明治時代の小説家で、小学生か中学生の時に習いました(どっちだけ?)
代表作は「浮雲」「小説総論」などです。

二葉亭四迷というのはペンネームで、本名は長谷川 辰之助といいます。
なぜ二葉亭四迷という変わったしたのか。
それにはこんな有名な由来があります。

二葉亭四迷の父親は文学に理解がなかく、父親に「くたばってしまえ」と罵られたことから、この言葉をもじってつけたペンネームと言われています。
しかし、実はこの由来は俗説であり、本当は坪内逍遥の名を借りて処女作となった小説「浮雲」を出版した自分に対する自嘲でつけたとされています。

どちらが本当の由来なのか分からないですが、「くたばってしまえ」というものすごい罵りの言葉をペンネームにしてしまう発想がユニークですね。
二葉亭四迷というペンネームは語呂が良くて覚えやすいですし、まさか「くたばってしまえ」からきているとは由来を知らないと気づきません。

二葉亭四迷ペンネームは父親から言われた言葉が由来だと思い込んでいたのですが、調べてみると2つの説があると知って興味深かったです。
ペンネームというのは面白いもので、調べてみると意外な事実が分かったりします。
ちょくちょくペンネームの由来を調べてみようかなと思います。