名字のない天皇家

日本人は、誰もが名字と名前がそれぞれありますよね。
でも天皇家の場合、一般的な名字が無い感じがします・・・。

例えば、今の天皇陛下の正式な名称は、「天皇明仁」なんだそうです。
また、美智子さまは「皇后美智子」。
皇太子さまは「皇太子徳仁親王」。
ちなみに雅子さまは「皇太子妃雅子」愛子さまは「愛子内親王」秋篠宮さまは「秋篠宮文仁親王」です。

しかも、天皇陛下の場合は、署名にほとんど「明仁」を使わないのだとか。
勲章などの署名に限って明仁という名も書くようですが、やはり「天皇」とか「天皇陛下」という名前が一般的のようです。
そういわれてみれば、テレビの報道などでも、「明仁」という名前はほとんど利用されませんしね。

でも「天皇」や「皇后」「皇太子」といった言葉は、名前ではなく、地位や資格を示したもの。
「秋篠宮」といった名前は名字では無く「宮号」と呼ばれています。

そう考えると、名字が無いというのが天皇家の特徴のなのかもしれません。