「馨」と「薫」は「かおり」?「かおる」?

名前に使われている漢字の中には、よく「どちらでも読める」という漢字がありますよね。


たとえば、「馨」という字。


どう読む人が多いでしょうか?


私だったらやっぱり「かおる」かな・・・。
政治家の与謝野馨さんも「かおる」ですし、案外年配の男性にもよくある名前ですよね。


でも今回のオリンピックで金メダルを取ったレスリングの伊調馨さんは「かおり」と読むようです。
まあ、「かおり」の方が断然女性っぽいお名前という気もします。


そしてもう1つ。


「薫」はどうでしょうか?


こちらも私の場合、「かおる」と読むのが自然です。
俳優の小林薫さんも「かおる」ですし。


ところが、やはり今回オリンピックで金メダルを取った柔道の松本薫さんは、「かおり」と読むそうです。


どちらの漢字も「かおる」「かおり」両方読める漢字ですし、男女ともによく見かける名前の1つ。


ちなみに「光」も「ひかり」と「ひかる」両方使えますし、男女ともに使われています。


中には、あえて性別が良くわからないような名前を好んでつける親御さんもいますが、ひょっとしてお腹の中にいる時から男女どちらが生まれてもいいように、という意味合いもあるのかもしれませんね。