旧ユーゴスラビアの苗字に多い「〜ビッチ」はどんな意味?

セルビア共和国モンテネグロ共和国などの旧ユーゴスラビアでは、苗字の最後に「ビッチ(ヴィッチ)」がつくことが多いです。
Jリーグ名古屋グランパスの選手・監督として活躍したストイコビッチや、ACミランに所属していたサビチェビッチなど、ビッチがつく名前が多く見られます。
1998年のサッカーワールドカップフランス大会に出場したユーゴスラビア代表選手の苗字にほとんどビッチがついていました。

DF:ゾラン・ミルコビッチ
DF:シニシャ・ミハイロビッチ
DF:ゴラン・ジョロビッチ
DF:スロボダン・コムリエノビッチ
DF:ゼリコ・ペトロビッチ
MF:スラヴィシャ・ヨカノビッチ
MF:ブランコ・ブルノビッチ
MF:ヴラディミル・ユーゴビッチ
MF:ドラガン・ストイコビッチ
FW:プレドラグ・ミヤトビッチ

ベンチにいる選手もほとんど苗字にビッチがついていました。
ビッチにはどういう意味があるのか気になって調べてみると、「〜の子供、〜の息子」といった意味があるそうです。
ストイコビッチなら「ストイコの子供」という意味になります。
ビッチという名前はよく聞くなあと思っていたら、そういう意味があったんですね。
ひとつ賢くなりました。