糸井重里がジブリ作品で担当したキャッチコピーまとめ
もうだいぶ前の話題ですが、2005年にスウェーデンに住んでいるご夫婦、エリアス・カイさんとカロル・カイさんが長男の名前を検索エンジンのGoogle(グーグル)と名づけたことで話題になりました。
父親であるエリアス・カイさんは検索エンジンマーケティングに携わる仕事をしていて、Googleのファンであることから長男の名前にGoogleと付けたそうです。
理由はそれだけではなく、10の100乗を意味する「Googlo(グーゴル)」に響きが似ていることから、たくさん友達ができて欲しいという願いを込めて名づけたそうです。
なるほど、そういう意味が込められているのですね。
Googleちゃんのフルネームはオリヴァー・グーグル・カイちゃんで、ウェブサイトを持っています。
おそらく父親のエリアスさんが作ったのでしょうね。
http://www.google-kai.com/
日本では読みが変わった名前をキラキラネームと呼んでいますが、海外でも同様の名前はたくさんあるのだと思います。
Googleちゃんがキラキラネームであるかは判断が難しいところですが、Googleは公式ブログで「学校でいじめられないように〜」とコメントしているように変わった名前を持つと苦労する可能性があるので、願いを込めつつそうしたことも考えて子どもの名前を考えてあげたいですね。
映画作品はタイトルと同じくらいキャッチコピーも重要な存在です。
印象的なキャッチコピーは作中に登場しなくても、その作品を代表するワードとなることがあります。
例えばジブリ映画の『耳をすませば』のキャッチコピー「好きな人が、できました」は作中には登場しません。
でもこのキャッチコピーは作中に登場しそうですし、登場しているものと思っている方も多いと思います。
「好きな人が、できました」というキャッチコピーはコピーライターの糸井重里さんが考えたもので、ジブリ作品のキャッチコピーの多くは糸井さんが出掛けています。
他にも以下のキャッチコピーがあります。
『もののけ姫』
生きろ。
『魔女の宅急便』
おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。
『となりのトトロ』
このへんないきものは まだ日本にいるのです。たぶん。
『ハウルの動く城』
ふたりが暮らした。
『千と千尋の神隠し』
トンネルのむこうは、不思議の町でした。
『紅の豚』
カッコイイとは、こういうことさ。
『おもひでぽろぽろ』
私はワタシと旅に出る
『猫の恩返し』
猫になっても、いいんじゃないッ?
『となりの山田くん』
家内安全は、世界の願い。
『ゲド戦記』
見えぬものこそ。
こうしてみるとジブリ作品のほとんどが糸井さんが出掛けているんですね。
しかもどのキャッチコピーも印象的で、よく考えついたなぁと関心させられます。
わずか数文字で作品を表すというのはかなり大変な作業だと思います。
キャッチコピーはとても興味深いので、今度はCMなどで有名なキャッチコピーを集めてみようかな。