フランスの子どもの名前に関するトリビア

ヌテラ(Nutella)という海外のチョコレートのスプレッドがあるのですが、フランスである夫婦がこのヌテラと同じ名前を子どもに子どもにつけたところ、登記所が地元検察に相談し、家庭裁判所で審理されることとなりました。
裁判所は子どもの利益に反し、からかいの対象になるということで、ヌテラという名前を却下しました。
子どもの両親は裁判所に出廷しなかったため、裁判所がエラ(Ella)に改名したそうです。
(あ、裁判所が決めたんだ・・・)

私はヌテラを知らなかったのでピンとこなかったのですが、日本で例えれば、キャベツ太郎ガリガリ君といった名前を子どもにつけるように感じなのでしょうか・・・。

この話題を調べていて、もうひとつ興味深いことが分かりました。
それは、フランスはかつては聖人をはじめ、有名な人物の名前をつけなければならなかったのですが、1993年になってようやく自由に名前をつけられるようになったそうです。
名前の雑学は結構知っているつもりだったのですが、知らなかった・・・。
国によって名前に歴史があり、考え方もまた違います。
日本語は世界の中では日本しか使っていない唯一無二の言語なので、海外からすると、日本の名前は不思議な感じがするかもしれませんね。