畑正憲=ムツゴロウさんの由来は?

子どもの頃、テレビで放送されていたムツゴロウ王国が好きでよく見ていました。
王国の主である畑正憲さんはムツゴロウさんというニックネームで親しまれています。
ムツゴロウというニックネームは出版社がつけたものだそうで、徹夜で仕事をする姿がムツゴロウに似ていたからつけられたという話は違うそうです。
ムツゴロウというのはスズキ目・ハゼ科の魚で、干潟で生活しています。
本職はエッセイストですが、ムツゴロウ王国の主としての顔の方が知られていますね。

最近知ったのですが、ムツゴロウさんは実はかなり頭の良い人で、東京大学に現役で合格しています。
実は麻雀がかなり強いことでも知られていて、タイトル戦の十段位戦はかつては九段までしかなかったのですが、ムツゴロウさんが強すぎるということでさらに上の十段が作られたという話です。
10日間連続、不眠不休で麻雀を打ち続けたという逸話もあるほどの麻雀好きで、私は麻雀のルールはさっぱり分からないのですが、相手の捨て牌を全て記憶できるほど記憶力がいいそうです。
他にも調べてみるとムツゴロウさんに関する伝説がたくさんあり、しかもどれも私が抱いていたムツゴロウさんのイメージの上をいく破天荒な伝説ばかりです。
興味がある方はぜひムツゴロウさん伝説を調べてみてください。

ちびまる子ちゃんのまる子はどこから来た?

ちびまる子ちゃん」は漫画家のさくらももこが自身の少女時代をモデルにして描いた漫画で、主人公のちびまる子ちゃんの本名は作者のペンネームと同じさくらももこです。
作中でもまる子と呼ばれていますが、あれ?本名がももこならまる子はどこから来たんだろう?という疑問が出てきます。
ちびで丸顔なので「ちびまる」、女の子なので「子」をつけてまる子というあだ名がついたそうです。
なるほど!だからちびまる子ちゃんなのですね!
ちびまる子ちゃんを見終わってから調べようと思いつつ、いつも調べるのを忘れていたのでスッキリしました。

お父さんの名前はひろし、お母さんはすみれ、お姉ちゃんはさきこ、おじいちゃんは友蔵、おばあちゃんはこたけです。
ちびまる子ちゃんの登場キャラクターの中で一番好きなのはやっぱりおじいちゃんの友蔵ですかね。
特に友蔵心の俳句が好きで、いつも楽しませてもらっています。
私の子どものころからずっと日曜の6時はちびまる子ちゃん、6時半からはサザエさんという放送順序で、サザエさんも長寿番組ですが、ちびまる子ちゃんも長いですよね。
登場人物がみんな個性的で見ていると楽しいですが、実際に関わるとなると大変そうです^^;

井上ひさしは原公林、クリックリー井上といったペンネームを使ってい

作家さんの由来を調べていると、由来というかかつて面白いペンネームを使っていた作家さんを見つけました。
その作家さんとは井上ひさしです。
小説家、放送作家、劇作家など複数の顔を持ち、代表作の「ひょっこりひょうたん島」は有名ですね。
本名は井上廈(ひさし)なのですが、廈という漢字が難しくてちゃんと読んでもらえなかったため、結婚を機にペンネームにすることに。
婿入りで結婚していたため、1961年から1986年までは内山廈でした。
内山は前妻の西舘代志子の旧姓名で、結婚に伴う転居で本籍地が遠くなるため、婿入りすれば手続きが簡便になるということから婿入りしています。

ペンネームが何度か変わっており、原稿が早いことをアピールするために原公林(げんこうはやし)というペンネームを名乗ったり、原稿の直しが早いということで風早直志(かざはやなおし)と名乗っていた時期もあったようです。
他にもチャールズ井上、クリックリー井上などユニークなペンネームを使っていました。
最終的に画数が少なくて書きやすい名前を平仮名にした井上ひさしに落ち着きました。
個人的には原公林とクリックリー井上がツボですw
クリックー井上だとギャグ漫画家みたいなペンネームですね。

松本零士のペンネームの由来は士(さむらい)

最近、作家のペンネームの由来調べにはまっていて、今日は「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」の作者として知られる漫画家の松本零士ペンネームについて調べてみました。
本名は松本晟(あきら)で、松本零士ペンネームです。
どうして零士になったのかというと、「零歳児の感性を忘れないようにという考え」「無限大の零」「午前零時を過ぎないとアイデアが浮かばない」、「士(さむらい)」ということから零士となったそうです。
なるほど、そんな由来があったんですね!
本名の晟という漢字もすごくカッコイイですよね。

松本零士と言えば私が好きなのはDaft Punkダフト・パンク)とコラボレートしたアニメーションオペラ「インターステラ5555」です。
Daft Punkの2人はかねてから松本零士の大ファンであり、Daft Punkからの依頼で夢のコラボレートが実現しました。
インターステラ5555」は67分ある作品で、Daft Punkの作品と松本零士によるアニメーションが見事に融合しています。
楽曲と映像でストーリーが進行していき、初めて観た時は時間を忘れて魅入ってしまいました。
松本零士ファンでなくとも楽しめる作品なので、ぜひご覧あれ!

作家・伊坂幸太郎のペンネームは西村京太郎に関係する!?

私は作家の伊坂幸太郎の小説が好きで、特に「重力ピエロ」「アヒルと鴨のコインロッカー「魔王」が好きです。
世界観がすんなり入ってきて、登場人物はそれぞれ個性があって魅力的で、読み始めるといつも一気に読んでしまいます。

伊坂幸太郎というのはペンネームで、本名は公表されていません。
どういう経緯でこのペンネームになったのだろうと調べたところ、とても興味深い由来がありました!
ミステリー作家でありベストセラー作家である西村京太郎と同画数の漢字を選んだそうで、ベストセラー作家にあやかろうということで身内の方が考案してくれたそうです。
西・伊=6画、村・坂=7画、京・幸=8画となります。
おお!確かに画数が一緒ですね!
本当かどうか分かりませんが、伊坂幸太郎をローマ字にして逆から読むと、ISAKAKOTARO→ORATOKAKASI→オラと案山子になるという話もあります。
案山子と言えば新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー作となった「オーデュボンの祈り」に登場する案山子が思い浮かびます。
意図的なのか偶然なのかは分かりませんが、ミステリー作家らしい謎が込められたペンネームですね。
久しぶりに「オーデュボンの祈り」を読み返してみようかしら。

夏目漱石の雅号は四字熟語「漱石枕流」からきている

今日は大正時代の作家で「坊っちゃん」「吾輩は猫である」「こころ」「三四郎」「草枕」「行人」など後世に残る作品を残した夏目漱石に関するお話をしたいと思います。
夏目漱石というのは雅号(ペンネーム)で、本名は夏目金之助と言います。
漱石は「漱石枕流(そうせきちんりゅう)」という四字熟語からきており、「漱石枕流」は負け惜しみが強い、変わり者といった意味です。
漱石枕流」は唐の時代の歴史書「晋書(しんじょ)」にある「石に漱(くちすす)ぎ流れに枕す」という故事に基づいています。
漱石正岡子規ペンネームのひとつで、子規から譲り受けて夏目漱石と名乗るようになったそうです。

「石に漱ぎ流れに枕す」をもう少し詳しく解説すると、孫楚(そんそ)という人物が「隠居したい」と友人に伝えようとしたところ、伝える言葉の順番を間違えて「石に漱ぎ流れに枕す」=「石で口をすすいで川の流れを枕として生活したい」と言ってしまいました。
それを聞いた友人にツッコまれましたが、孫楚は意地を張って「石で口をそそぐ」=「歯を磨く」、「川の流れを枕にする」=「水で耳の中を洗う」と言い返したそうです。
ここから負け惜しみが強いことを漱石枕流と言うようになったそうです。
確かに石で口をすすぐ、川の流れを枕にするでは全く意味が分かりませんが、故事を紐解いてみると結構面白いですね。

大活躍中のプロテニスプレイヤー・錦織圭選手の姓名判断

プロテニスプレイヤーの錦織圭選手は全米オープンで決勝に進出し、惜しくも決勝で敗れてしまいましたが、4大大会シングルスでは日本人初となる初の決勝進出を果たしました。
錦織圭選手は1989年12月29日生まれ、現在(2014年10月)24歳です。
これからもっともっと活躍が期待される選手ですので、とても楽しみですね。

錦織という苗字は「にしきおり」と読むことが多いのですが、錦織圭選手の場合は「にしこり」と読みます。
出身地の島根県では「にしこり」と読むことが多いそうです。
私も最初は「にしきおり」と読んでいました^^;
私の趣味である姓名判断をしてみましたので、ご覧ください。

総運は40画の2点
人運は24画の5点
外運は22画の1点
地運は6画の4点
天運は34画の2点

姓名判断的にはあまり芳しくない結果となりましたが、この結果を跳ね返すだけの力を持っている人であると言えます。
私は姓名判断に関わらず、錦織圭という名前はすごく好きです。
字体のバランスもいいですし、響きも綺麗ですよね。
こんなことを言ってはなんですが、姓名判断はあくまでも名前にまつわる運勢の占いなので、どんな名前でも成功する人は成功しますし、努力する人は努力をしますので、あくまでも参考程度にご覧いただければと思います。